現在形と進行形って同じ?
- Takahiro ENDO
- 2021年10月31日
- 読了時間: 2分

こんにちは。出張塾講師MANABI PLUS+の遠藤です(^^)/
昼と夜の温度差が大きくて服装に困っている遠藤です。コートは昼間は暑いし、かと言ってコートがないと夜は寒くて耐えられません。どうしたらいいのでしょう。
さて、今日はよくある質問に答えてみます。
「現在形と進行形って同じですか?」
わかりません。
というより、答えられません!
え!?先生なのに!?答えられないんですか?と思われますが、そうではありません。現在形と進行形は比べることができないものなんです。
納得できない人へ
↓
では次の質問に答えられますか?
「Sサイズとアイスコーヒー、どちらが人気ありますか?」
無理ですよね?
何言ってるんだこの人は?と思ったでしょう。
Sサイズは【サイズ】
アイスコーヒーは【飲み物】
【サイズ】と【飲み物】は比べられないのです。
もしこの質問をするなら、
「SサイズのミルクティーとMサイズのアイスコーヒー、どちらが人気ありますか?」
これなら答えられるはずです。
【サイズ】+【飲み物】=【商品】ですよね。
商品と商品は比べられます。
話を元に戻します。
「現在形と進行形って同じですか?」
と質問を抱いた人、ここには大きな勘違いがあります。
それは「現在形」と「進行形」が両方とも同じジャンルにあると思っていることです。
でも実際は違います。
「現在形」のジャンルは【時間】であり、
「進行形」のジャンルは【表現】なのです。
両方とも「○○形」と呼ぶのでこのような混乱が生まれるのでしょう。
そこで、英語を学ぶ際は、この「○○形」という呼び方を一度捨て、【時間】と【表現】を分けて考えていくことが重要です。
例えば、「現在進行形」であれば、
【時間】・・・現在
【表現】・・・進行
呼び名は、「現在の刻、進行の文」とでも言いましょうか。(笑)
ちょっとやってみましょう。
① He was playing baseball then.(彼はそのとき野球をしていました。)
【時間】・・・過去
【表現】・・・進行
つまり、
「過去の刻、進行の文」
② She has just arrived at the airport.(彼女はちょうど空港に着いたところだ。)
【時間】・・・現在
【表現】・・・完了
つまり、
「現在の刻、完了の文」
③ We can’t live without air.(空気がないと生きられない。)
【時間】・・・現在
【表現】・・・通常
つまり、
「現在の刻、通常の文」
このように、2つの要素を組み合わせて考えると、わかりやすいです。
「現在形かな?」「進行形かな?」と迷うことはもうありません。

Comments