前置詞inとatの違い
- Takahiro ENDO
- 2021年4月12日
- 読了時間: 2分

こんにちは😃
MANABI PLUS+の遠藤です。東京都武蔵野市を中心に、塾講師と家庭教師をしながら活動中です。
日本語と英語を対応させようとする癖
日本語と英語を、何とか対応させていこうとしていませんか?
私も学生の頃はそうだったと思います。
そりゃそうですよね。
学校では
「apple=りんご🍎」
「orange=オレンジ🍊」
と習ってきたので、自然と「英語=日本語」にしようとしてるんだと思います。
だから、
「inは【~の中に・で】」
「atは【~に・で】」
でしょうか。
「駅にいるよ。」を英語にすると?
では、「駅にいるよ。」を英語にすると、駅【に】だから、
I am at the station.
もちろん正解ですが、
I am in the station.
これも正解です。
こうなってしまうと、inとatが使い分けられません。どうやって使い分けているのでしょうか。
場所を表す前置詞inとatの違いについて考えてみましょう。
前置詞「in」のイメージは「袋の中」

I have a textbook in my bag.「カバンに1冊のテキストが入っています。」
He has some coins in his hand.「彼は手にいくらかの硬貨を持っています。」
We swim in the sea.「私たちは海で泳ぎます。」
Look at that dog in that car.「あの車にいる犬を見て。」
どうでしょうか。すべて「何かの入れ物の中」に入っているイメージがつかめませんか?
場所を表すときに「in」を使う場合は、「袋のような入れ物の中」というイメージが生まれてくるのです。
前置詞「at」のイメージは「点」

I arrived at the airport.「空港に到着しました。」
Look at this picture.「この絵を見てください。」
The cat at the door is cute.「ドアのところにいるその猫はかわいい。」
My father works at a bank.「私の父は銀行で働いている。」
イラストのように、指で一点を指しているようなイメージがつかめませんか?
場所を表すときに「at」を使う場合は、「指で「ここ!」と一転を指す」イメージが生まれ、その場所の中か外かは関係ないのです。
まとめ
では最後に、最初に出した例文の違いを考えてみてください。
I am at the station.
I am in the station.
それぞれ、どのような状況か浮かんできますか?また、どんな場面で使っているか浮かんできますか?
①I am at the station.
→駅のところにいる。中か外かはわからないけど、とにかく駅にいる。
②I am in the station.
→駅の中にいる。外には絶対いない。駅構内のどこかにいる。
①は、2人が待ち合わせをしていて、
友人A「今どこ~?」
友人B『駅のとこだよ~。』
友人A「オッケー、そっち向かうね!」
②は、2人がこれから一緒に旅行に行くような場面で、
友人A「駅ついた?」
友人B『もう駅にいるよ。』
友人A「オッケー、お弁当買った?」
こんな感じでしょうか(笑)
ではまた。
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