どうしてyをiに変えて使うの?
- Takahiro ENDO
- 2021年3月26日
- 読了時間: 2分
更新日:2021年4月12日

こんにちは😃
MANABI PLUS+の遠藤です。東京都武蔵野市を中心に、塾講師と家庭教師をしながら活動中です。
昔はyもiも混ざっていた
中学1年生の、一般動詞の授業で
「studyはyをiに変えてesをつけよう」
と、何も疑うこともせず、「そうかー、yはiに変えるのかー。」と習ってきました。でも、どうして、yをiに変えるんでしょうか?
聞いたところで、「そういうもんなんだ!」と返ってきたら、なんとも悲しい、、、( ノД`)シクシク…もしかしたら、教えてくれる先生もいるかもしれないですけどね(笑)
実は、英語の歴史は長いです。これまでにいろんな人が使い、時代に応じて言葉が少しずつ変わってきたんですね。私たちが使う日本語でも、そうですよね。今日、「我は中学生なり。」と話していたら、ちょっと心配になります(笑)
昔、織田信長がいた頃でしょうかね、ヨーロッパでは、yもiもごちゃごちゃに使っていました。両方とも「イ」と同じような発音をしますもんね。
yはおしりに、iはそれ以外に
その後、江戸時代の初めごろでしょうか、ヨーロッパで「yはおしりにつけよう」「iはそれ以外にしよう」という流れが起きました。
その結果、studyは原形なら「y」のままで書き、sをつける場合はsutudyesとするとyがおしりにないので、「i」に変えて、studiesと書くようになったそうです。
それでもyがおしりにない単語がある
psychologyやsymphonyなど、yが単語の中に入っているものがありますね。さっきのルールなら、単語の中にある「イ」と発音する文字は「i」にしなければいけません。
これはヨーロッパの言葉の種類に違いがあります。
日本でも関西弁とか博多弁とか、地域によって言葉が違いますよね。これと同じように、ヨーロッパにも、ラテン系とギリシャ系などがあるんです。
yが単語の中に入っているものは、多くがギリシャ系の単語です。
ラテン系とギリシャ系については、また別の機会に話しましょう。
また逆に、「i」がおしりに来る単語は浮かびますか?
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
skiです。
これまた、ノルウェー系の言語が由来なのでさっきのルールが当てはまらないんですね。
では、また!
Comments