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勉強しない理由

  • 執筆者の写真: Takahiro ENDO
    Takahiro ENDO
  • 2021年2月25日
  • 読了時間: 3分

更新日:2021年4月7日



こんにちは😃

MANABI PLUS+の遠藤です。武蔵野市を中心に塾と家庭教師をしながら活動中です。



「先生、うちの子全然勉強しないんです。もう気付いたら漫画読んだり、ゲームしたり、、、。」


保護者の方からの最も多い相談の一つです。


『勉強とゲームの時間を決めましょう』


これがが模範解答かもしれません。しかし、私は、こう答えます。


『そりゃそうですよ。勉強はしたくないですもん。』


やりたくないことはやらない

よく考えてください。

もし今あなたが


「今から旧約聖書をノートに書き写してくれ」


と言われたら快く引き受けますか?

しかもそれが毎週楽しみに見ているドラマの最中に言われたらどうですか?


ドラマでの感動の涙もどこかへ吹き飛び、怒りが込み上げてくるのではないでしょうか。


人はやりたくないことを押し付けられたら、誰も引き受けたくはないのです。


しかし、やりたくないことでもやらなければいけない、ということは大人であれば当然知っていますし、子どもたちも本当は知っています。


では、やりたくないことをやってもらうには、どうしたらいいのでしょうか。


小さなことにも愛を伝える


子供が小さいとき、

一人で立ち上がっただけで大人たちは満面の笑みで喜びます。

またある時は、

動物の名を呼びその動物を指さしただけで大人たちは褒め称えます。


ただ、立っただけ。ただ、指で指しただけ。


これだけのことに全力で喜ぶのです。すると、子供もニコニコと微笑み、なんとも朗らかな家庭の画が見えてきますね。では、今の家庭の画はどうでしょう。親子共々、にこやかに笑っている画は浮かびますか。ひょっとしたら、眉間にシワを寄せ、鬼の形相で睨みつけているのではないでしょうか。


赤ん坊の頃は、何も知らない何も出来ない子供です。一つずつ「初めて出来たこと」を喜ぶのですが、大きくなってくると、「出来ること」が「当たり前のこと」にすり替わり、大人はそれらに喜びを感じなくなってしまいます。


「当たり前のこと」は当たり前「ではないこと」


でも、子供たちにとっては、大人が思っている「当たり前のこと」は全然当たり前ではないのです。


学校からもらった手紙も出せないんです。

朝も一人では起きられないんです。

宿題も後回しにしてしまうんです。

カバンの中も整理できなくてぐちゃぐちゃなんです。


こういう「当たり前のこと」が出来たとき、心から喜びましょう。すごいね!と。


赤ん坊の時と同じように褒めても、彼らは思春期真っ最中。「は?何言ってんの?子供じゃないんだから。」と冷たくあしらって、また大人の怒りを生む羽目に、、笑


例えば、テスト前など夜に勉強している時、何も言わずに温かいスープをそっと置いてあげてください。「ありがとう」なんて言いませんが、彼らの心には届いているはずです。


 
 
 

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